時代の最先端を行くGoogle Deepmindとは?人類の未来を左右する生成AIツール8選を紹介

Google-Deepmind 生成AIツール

2014年に生成AI開発へ力を入れるため、Google社はAIの開発研究を行っているDeepmind社を買収しました。

Deepmind社は、人類で初めてプロの囲碁棋士を破ったとして話題になったAlphaGoを開発した企業です。

他にもプログラミングコンテストで上位15%に入るほどの能力が高いAlphaCode2。ChatGPT-4よりも性能が高いとされているGeminiなど非常に優秀な生成AIツールを開発しています。

この記事では、Google Deepmind社が開発した生成AIツールを紹介します。

「Google Deepmind社が開発した生成AIツールは何?」「どんなツールがあるの?」などを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

なお弊社では、生成AIツール開発についての無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。
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目次

Google Deepmindとは?

Google DeepMindは、Googleの子会社である人工知能の研究所です。2010年に英国で設立され、2014年にGoogleによって買収されました。本社はロンドンにあり、カナダ、フランス、ドイツ、アメリカ合衆国に研究センターを持っています。

Deepmindが開発した生成AIは数多くあり、中でもAlphaGoはご存じの方も多いのではないでしょうか。

初めてAIが人間のプロ囲碁棋士を破ったとして、大きな話題となりました。

DeepMindの使命は、人々のためによりよいAIを構築することです。最も困難な科学技術的な課題を解決するための次世代AIシステムを構築し、科学を進歩させ仕事を変革し多様なコミュニティに奉仕し、多くの人々の生活を改善することを目指しています。

AlphaGo以外にも開発した生成AIツールはいくつもあるため、次の章で紹介します。

なお、他の生成AIツール開発情報について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
【生成AI×開発】AI担当者が気になる生成AIツール開発の情報まとめ

Google Deepmindが開発した生成AI 8選

Google Deepmindが開発した生成AIツールは以下のとおりです。

  • Gemini
  • Alphacodeシリーズ
  • Lyria
  • Synthid
  • GraphCast
  • GNoME
  • Flamingo

それぞれの特徴を紹介します。

Gemini

2023年12月にGoogle Deepmindは、ChatGPT-4の対抗製品として、「Gemini」を発表しました。

「Gemini」の主な特徴は以下のとおりです。

  • マルチモーダル
  • 3つのタイプに分かれる
  • ChatGPT-4Vと比較すると32項目中30項目で優れている
  • 人間の専門家を超えるパフォーマンスを発揮した

Geminiはマルチモーダルな生成AIのため、テキストだけでなく、画像や音声からも入力ができ、それぞれを繋ぎ合わせられます。

また、用途に応じた3つのタイプが用意されています

  • Gemini Ultra:最もサイズが大きく、複雑なタスクに特化している。
  • Gemini Pro:中ぐらいのサイズ。2023年12月時点のBardで使えるモデルで、幅広いタスクをバランスよくこなす。
  • Gemini Nano:最小サイズで、モバイル端末上で動く、効率の良いモデル。

さらに、ChatGPT-4Vと比較すると32項目中30項目で優れているという結果も出ています。

中には人間の専門家を超えるパフォーマンスを発揮した項目もあるため、世界最高峰の生成AIと言っても過言ではないでしょう。

なお、Geminiについて詳しく知りたい方は下記の記事を合わせてご確認ください。
【Gemini】ChatGPTの最強のライバルGoogleのGemini!使い方〜GPT-4との性能比較まで

Alphacodeシリーズ

AlphaCodeシリーズは、コンピュータプログラミング問題を解決するために開発されたAIシステムです

競技レベルのコーディング問題に対処する能力を持っており、批判的思考、論理、アルゴリズム、コーディング、自然言語理解の組み合わせを必要とする新しい問題を解決します。

Alphacodeシリーズには、AlphaGoのほかにも、AlphaStar、AlphaFold、AlphaZeroなどの先進的なAIプログラムを開発しています。これらは、さまざまなゲームや複雑な実世界の問題を解決することに役立っています。

Alphacodeシリーズの特徴は以下のとおりです。

  • 競技プログラミングでの成果が高い
  • 潜在的なバグを特定

競技プログラミングに特化したAIである「AlphaCode 2」は、競技プログラミングで上位15%に入るほどの好成績を残しています。

なお、AlphaCode2について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認下さい。
【Alphacode 2】ついにAIが人間を超えた。Google Gemini Pro搭載の最強コード生成AI

CODOC

Google DeepMindが開発した「CODOC」は、医療画像の解釈においてAIモデルと臨床医の間で最適な判断を導くAIシステムです。

このシステムは、予測AIモデルの信頼度スコア、臨床医の解釈、病気の診断結果から、AIか臨床医による判断を採用するかを決定するのに役立ちます。

特にCODOCは、乳がんスクリーニングや結核のトリアージングなどの分野で有効です。

乳がんスクリーニングでは誤陽性を25%減少させ、TBのトリアージングでは誤陽性を5-15%減少させるなど、医療診断の精度向上に貢献した結果が出ています。

現在は理論的な研究段階ですが、多様な医療環境への応用が検討されています。

Lyria

音楽生成AIである「Lyria」は、自分好みの音楽を簡単に作成できるようになります。

特にLyriaを搭載したAIツールである「Dream Track」や「MusicAI Tools」を使うことで、YouTubeのショート動画用の音楽を作成できます。

Lyriaを活用するとできることを以下にまとめました。

  • Dream Trackで特定のアーティストに寄せた楽曲の作成
  • MusicAI Toolsで入力したフレーズを別のスタイルで出力
  • 音楽にSynthIDを埋め込むことでAIが生成したことを識別

なお、Lyriaについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認下さい。
【Lyria】何気なく口ずさんだメロディが曲になる!誰もが天才音楽家になれるYoutube専用の音楽生成AI

Synthid

AIが生成した画像に人間の目では識別できない電子透かしを埋め込むことを可能にしたツールが「SynthID」です。

従来の電子透かしでは、画像表面にスタンプするような形が多いため、トリミングやリサイズなどの編集で削除できてしまうのが問題でした。

Google Deepmind社は、従来の電子透かしの問題を解決するために作品に影響を与えず、容易に編集や削除が出来ない透かしを開発しました。

この開発により、制作されたコンテンツがAIによって生成されたものかを証明できるようになったのです。

なお、Lyriaについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認下さい。
【SynthID】AIが生成した画像を識別できるAIをGoogle DeepMindが開発!一体どんな仕組み?徹底解説

GraphCast

GraphCastは気象予測モデルAIです。2023年11月14日(現地時間)にGoogle Deepmind社が「GraphCast」を発表しました。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 従来のモデルよりも短時間に予測ができる
  • 予測が早いだけでなく、正確性も高い
  • 大幅なエネルギー・コスト削減が可能

GraphCastは、従来モデルでは数時間かかっていた予測が1分以内に完了するほど、処理が早くなっています。

ただ処理が早いだけでなく、ヨーロッパ中期予報センターの予測モデルよりも、GraphCastの方が優れている結果もありました。

一方で降水量などの一部の項目では従来モデルよりも精度が低いこともあるため、実用化までは2〜5年ほどかかると言われています。

なお、GraphCastについて詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認下さい。
【GraphCast】AI時代のお天気お姉さん!1分で10日の天気予報をするGoogleのAIが異常な精度を叩き出す

GNoME

理論的には安定しているものの、実現されていない新しい結晶構造を発見するのに使われたツールが「GNoME」です。

2023年11月30日(現地時間)に発表された論文の中で、220万種類もの新しい結晶構造が発見されたことを伝えています。この220万種類というのは、これまで発見された結構構造の45倍以上に匹敵するため、能力が高い生成AIの1つです。

発見された結構構造の中には、スーパーコンピューターや次世代パッテリーといった革新的な技術につながる可能性が高いものも含まれているといいます。

そのため、GNoMEを活用することで新しい技術が生まれ、よりよい時代になるため、期待されている生成AIです。

Flamingo

Flamingoは、1つの機械学習モデルでテキストや画像、動画を同時に組み合わせて理解できる「画像言語モデル」です。

2022年4月28日(現地時間)に「Flamingo」が発表されました。

Flamingoの主な特徴は、取り込む情報が少なくても、正しい情報を導き出せる点です。

従来の生成AIでは、数十〜数百例を学習させることで新しいタスクに対応できました。

しかし、Flamingoはわずか数例の学習だけで、新しいタスクに対応できた結果があります。

Flamingoは、YouTubeのショート動画の検索に提供されており、私たちの生活の一部となっているのも特徴の1つです。

Flamingoは、視覚と言語の理解を統合する最先端のAIモデルとして今後のAI技術における大きな可能性を秘めており、期待されています。

まとめ

GoogleのDeepmind社は数多くの優れた生成AIを開発していることをこの記事で紹介しました。

主な生成AIは以下のとおりです。

  • Gemini
  • Alphacodeシリーズ
  • CODOC
  • Lyria
  • SynthID
  • GraphCast
  • GNoME
  • Flamingo

その生成AIも従来のモデルと比較すると大幅に改善されているため、今後も期待が高まる一方ですね。

私たちの生活をよりよいものにしてくれる生成AIの動向に、今後も注目していきましょう。

最後に

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投稿者

  • Hiromi Sai

    ChatGPTメディア運営 / テクニカルライター リベラルアーツ専攻。大学休学中は、Webマーケティング会社のマネージャーとしてライター、ディレクター100名のマネジメントをする。南米のチリとタイでの長期居住歴を持つ。

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