【Suno AI】テキストだけで曲、歌詞、歌声を作れる禁断の音楽生成AIの使い方〜実践まで

suno 音楽生成AI

皆さんは「Suno」という音楽生成AIをご存じですか?

このツールは、これまで出来なかったユーザーが入力した歌詞でボーカルまで生成してくれる革新的な音楽生成AIです。

どうですか?これを聞いただけでもすごいAIっていうのが伝わってきますよね!

公開されてまだ2ヶ月ほどですが、すでに何万人もの人が利用しているそうです。

今回は、Sunoの概要や実際に使ってみた感想、Stability AI社が2023年9月に公開したStable Audioとの比較をお届けします。
このAIの登場によって誰でも簡単に音楽制作ができるような時代がやってきたと言えるほど、革新的なサービスであるSuno。

その優れている点将来性についても触れますので、是非最後までご覧ください!

なお弊社では、生成AIツール開発についての無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。
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目次

Suno AIの概要

Sunoは、多くの人々が待ち望んでいたテキストから音楽を生成する無料のAIサービスです。このサービスの登場によって、誰でもAIを使って簡単にオリジナルの音楽が作れるようになりました!

2023年になり、Googleの「MusicLM」Metaの「MusicGen」などのテキストから音楽を生成するAIサービスが展開され始めましたが、それらは、ユーザーが歌詞を追加したりボーカルを生成することができないものでした。Sunoはこれらの機能を持ち、なおかつ優れた操作性を持っていたことで、短期間で爆発的な人気を集めることになりました。

そんなSunoの主な特徴は以下の4つです。

高速生成:Sunoはユーザーが入力した歌詞に基づいて、数分で音楽を生成することができ、これによって手軽にオリジナルの音楽を作成できます。
多機能なオーディオ生成:Sunoはボーカルに加え、バックトラックがついた2つの約30秒間の音楽が生成できます。さらにまったく同じボーカルとバックトラックに歌詞を追加して、生成する音楽を30秒以上に拡張することもできます。
Discordとの連携:SunoはDiscordのコミュニティ上で動作して音楽を生成するため、操作が簡単というだけでなく、他の人が生成したものを聴いたり、ユーザー同士のコミュニケーションがとりやすくなっています。
高度なカスタマイズ性と操作性:生成された音楽で気に入れば、それをさらにカスタマイズでき、これを複数回繰り返すことで数分間の完全にオリジナルの曲を作る事も可能です。

このような特徴を持つSunoは、リリース直後から大注目されており、今後もユーザーのフィードバックなどを参考にしながらアップデートされていくとのこと。予定されているアップデート内容については後述します。

それでは早速Sunoを実際に触っていきましょう!

Suno AIの利用料金およびライセンスについて

Sunoを利用するには「Basic Plan」「Pro Plan」「Premier Plan」の3つのプランがあります。

参考:https://app.suno.ai/account/(要ログイン)

Sunoは1つ楽曲を作るごとに10クレジットを消費する仕様になっています。

例えば、無料で使えるBasic Planであれば50クレジット/日ということなので1日に5曲作れるということですね。

注意しなければならないのは、Basic Planだと生成された音楽については非営利が条件となっています。

Sunoを商用利用したい場合はPro Plan以上を検討してください。

Suno AIの使い方

ここではSuno AIを動かすのに必要なPCのスペックや実際に使うための準備を解説します。

Suno AIをを動かすのに必要なPCのスペック

■マシン:MacBook Pro(13-inch 2020)
■CPUの種類:1.4 GHz クアッドコアIntel Core i5
■システムメモリ:16GB
■GPUの種類:Intel Iris Plus Graphics 645 1536 MB
■HDD/SSDの空き容量:50GB

Suno AIを動かすのに高スペックなマシンは必要ありません

基本的にはブラウザが動作すれば音楽を生成することができますので、普段お使いのPCでもSuno AIを使うことができるでしょう。

Suno AIで音楽を作るための準備

Suno AIはDiscordやGoogle、マイクロソフトのアカウントがあればとても簡単に使うことができます。
では、早速使い方の流れを説明していきます。

まず、Sunoの公式サイトにアクセスします。
SUNO AI

次に、ページ右上の「Make a song」をクリックします。

参照:https://www.suno.ai/

その後、左サイドバーの「Create」ボタンをクリックするとDiscordかGoogleアカウント、Microsoftアカウントのどれを使うか聞いてくるので、今回はDiscordを選択します。

ここで、すでにDiscordにログインしていればそのまま楽曲作成に入れます。
もし、Discordにログインしていない場合はログイン画面が表示されますので利用しているDiscordのアカウントでログインしてください。

下記のような画面になればログインは完了です。これで、音楽を生成する準備ができました!

実際に音楽を生成する手順は後述する「Sunoを実際に使ってみた」で詳細をお伝えします。

それでは使っていきましょう!

Suno AIを実際に使ってみた

音楽を生成する大まかな手順を以下に示します。では実際に使ってみましょう。

まず、左のサイドバーの「Create」をクリックします。すると、「Song Description」という入力項目が出てきます。

作りたい音楽の説明を入力すると、その内容に沿った音楽を歌詞付きで生成してくれます。
試しに、「車を運転しているときにノリノリになれる曲」という曲を作ってもらいましょう!

ChatGPTで英語に訳したものを入力しCreateボタンを押すと、数秒で2曲生成してくれました!

たった数秒で出来上がったとは思えないほど、かなりの完成度です・・・!

また、Createの画面上に「Custom Mode」というボタンがありますが、これを押すと更に細かく楽曲のスタイルを指定することができます。

Lyricsに歌詞、Style of Musicに曲調、Titleにタイトルを入れてCreateを押せばOKです!
LyricsやStyle of Musicは自動で選択してくれる機能もあるので特に難しいことを考えなくても音楽を生成することができます。

完全にお任せで作ってみたのですが、こちらは約1分ほどで音楽が2曲生成されました。

すごいですね・・・!
同じ歌詞でも曲調によってガラッと雰囲気が変わるのでいろいろ試してみてください。

このように、歌詞もスタイルもすべてAIに任せてしまっても、数分でかなりのクオリティの曲を作ってくれるので、このAIが注目されるのも当然だと思います。

Suno AIの推しポイントは本当にすごいのか?

ズバリ、Sunoの推しポイントは、ハイクオリティのボーカル付き楽曲を生成できることです。
それは、上記の「使ってみた」パートで十分感じられたかと思います。

そこで、ここではSunoが作る曲のクオリティを、2023年9月13日に公開されたばかりの「Stable Audio」と比較していきたいと思います!

SunoとStable Audioを比較してみた

Stable Audioは、作りたいサウンドをテキストで記述すると、それに沿った曲が生成されるものなのですが、Sunoのように歌詞を追加することは出来ないため、ボーカル付きの音楽は生成できないようです。

そのため今回は、Sunoの方では歌詞の指定はせず、スタイルのみ「EDM」と設定し、Stable Audioの方ではプロンプトにEDMと打ち込んで生成された曲を比較していきます。

SunoStable Audio
開発会社Suno AIStability AI
料金体系アルファ版のため無料Free、Pro(月額11.99ドル)、Enterprise(料金は相談)
機能生成できる曲の長さ無制限(一回の生成で作られる曲の長さは30秒程度)free:45秒pro:90秒
音楽生成
歌詞生成×
ボーカル生成×

まず、Sunoで生成されたものは以下の二つです。

なぜか7秒ほどと短い曲がありますが、驚いたのは二つとも歌詞を指定していなかったのですが、AIが自動的にトラックにあうようなボーカルを入れてくれていました!

ただ、EDMかといわれると、どちらかといえばポップな洋楽みたいな感じなのでその点は少し残念でした。

次に、Stable Audioで生成されたサウンドはこちらです。

こちらは、ボーカルはなくより純粋なEDMに近い曲を生成してくれました。Stable AudioはBPMや重低音のレベルなどの詳細な設定もプロンプトに入力することができるので、よりクオリティの高いものが生成されると思います。

今回の結果だけで、すべての性能が比較できるわけではないのですが、これらを比較してみると、生成時間の差はほとんどありませんでしたが、指定したスタイルにより近い曲を生成してくれたのは、Stable Audioでした。

ただ、Sunoは歌詞の指定を全くしなくても、ボーカル付きの楽曲を出力してくれたことに加え、そのクオリティも人間と遜色ないものなので、ボーカル付きの本格的な音楽を作ることに秀でていると言えます。

Stable Audioはボーカル付きの曲は生成できませんが、プロンプトで詳細な設定をすることができるので、Sunoに比べ高度なインストゥルメンタルを作成できます

もし、これらのAIを使って楽曲作成を行う方は、それぞれのサービスの得意分野を調べた上で利用すると、より効果的にAIを活用できると思います。

Sunoで日本語ボーカルの楽曲を生成してみた

Sunoはテキストを入力すればボーカル入りの楽曲を生成してくれますが、日本語の歌詞をプロンプトに入力すると日本語ボーカルで生成してくれるのです!

今回はSunoに3つの楽曲を作成してもらいます。

歌詞はChatGPTに命令書を出して生成してもらいました。

早速やってみましょう!

まずひとつ目の歌詞を生成したプロンプトはこんな感じです。

#命令文

あなたは様々なジャンルの歌詞を手掛けている有名な作詞家です。

以下の#条件に従って歌詞を作成してください。

#条件

・出力は下記に示す#出力 の通りに生成する。

・歌詞は下記に示す#入力 の通りに生成する。

#入力

・ジャンル:J-POP

・ターゲット層:全年代

・曲及び歌詞の雰囲気:ゆっくりめ

・歌詞の内容:目薬のCMに使うような歌詞

#出力

【歌詞】

イントロ:

Aメロ:

Bメロ:

サビ:

すると、下記のような歌詞が生成されました。

イントロ:

静かに流れる時の中で、

瞳に映る優しい世界。

Aメロ:

長い一日の終わりに、

穏やかな光を感じながら。

疲れた瞳を閉じて、

深い息をゆっくりと。

Bメロ:

小さな幸せが集まって、

心がほどけていく。

一粒の涙のように、

澄んだ想いが溢れ出す。

サビ:

きらめく明日へと繋がる、

この瞳に映る希望。

すべての瞬間(とき)を大切に、

心のままに、前を向いて。

なんだか儚げなポエムが生み出されました・・・。

さて、この歌詞を元にしてSunoに作ってもらった楽曲がこちらです!

ちなみに、Style of Musicには「japanese pop uplifting」と入力しました。

すごくないですか!?

もう少しテンポが早いほうがよかったなぁと思ったのですが。ちょっとブラッシュアップすれば十分曲としてリリースできるレベルで本当にびっくりしました。

では次の曲はどうでしょうか?

ChatGPTに歌詞制作をお願いしたプロンプトは次のとおりです。

#命令文

あなたは様々なジャンルの歌詞を手掛けている有名な作詞家です。

以下の#条件に従って歌詞を作成してください。

#条件

・出力は下記に示す#出力 の通りに生成する。

・歌詞は下記に示す#入力 の通りに生成する。

#入力

・ジャンル:J-POP

・ターゲット層:20代女性

・曲及び歌詞の雰囲気:明るい

・歌詞の内容:思わず踊りたくなるような軽快な感じ

#出力

【歌詞】

イントロ:

Aメロ:

Bメロ:

サビ:


男性のダンス&ボーカルグループが歌ってそうなイメージのプロンプトで生成された歌詞がこちらです!

イントロ:

ビートに乗って、空を切り裂く、

躍動感あふれる朝が始まる。

Aメロ:

街角で響くギターの音、

足取り軽く歩き出す。

サングラス越しの世界が、

輝く日差しに包まれる。

Bメロ:

友達とのワイワイな夜、

笑い声が飛び交う。

ストリートライトの下、

自由に身を任せる。

サビ:

心躍るこのリズムに、

思い切り体を揺らして。

今夜だけの魔法を、

みんなで感じて、夜を照らそう。

ちょっと無理があったかな・・・。ひとまず、これをSunoに投げてみることにします。

Style of Musicは「japanese dance pop groovy」と指示しました。

結果はこちらです!

これは・・・なんだかありそうな曲ですね!

1曲目とは違い、リズミカルな感じで思いのほかいい感じの仕上がりになりました。

最後は子ども向けの楽曲を作ってみようかなと思います。

まずは下記のプロンプトでChatGPTに歌詞の制作を依頼しました。

#命令文

あなたは様々なジャンルの歌詞を手掛けている有名な作詞家です。

以下の#条件に従って歌詞を作成してください。

#条件

・出力は下記に示す#出力 の通りに生成する。

・歌詞は下記に示す#入力 の通りに生成する。

#入力

・ジャンル:幼児番組向け

・ターゲット層:3歳〜7歳

・曲及び歌詞の雰囲気:楽しい

#出力

【歌詞】

Aメロ:

サビ:

今のところ、Sunoは長くて1分20秒ほどの曲しか生成されず、歌詞が途中で途切れてしまっていたので今回は短めの歌詞が生成されるように指示しました。

Aメロ:

ぴょんぴょん跳ねるウサギさん、

お日様の下で楽しく遊ぼう。

カラフルな花が笑ってる、

大きな青い空、ずっと見上げて。

サビ:

手をたたいて、歌おう、

みんなで一緒に楽しいダンス。

クルクル回って、大笑い、

夢いっぱいの魔法の時間。

プロンプト通り、子ども向けの歌詞が生成されました。

では、Sunoに「j-pop, kids, uplifting」で楽曲制作をお願いしたものがこちらです!

すごく使えそうな曲があがってきました!

どこかの番組で流れていても気が付かないクオリティです。

いやぁ〜・・・すごい時代ですねぇ・・・。

テキストを入力するだけで、こんなにも違うジャンルの楽曲を、しかも日本語ボーカル付きで生成してくれるとは・・・。

まだ人間の手直しが必要ではありますが、いずれ完全にAIが楽曲制作を行う時代は近いのではないかと感じました。

SunoAIはテキストだけで誰でも作曲できる最新ツール

Sunoは多くの人が待ち望んでいた、テキストを入力するだけで誰でも簡単に音楽を生成できる革新的なツールです。既存の音楽生成AIが出来なかった歌詞の作成やボーカルの生成ができるため、短期間で爆発的な人気を集めることになりました。

Sunoは、数分でクオリティの高い2つの音楽を生成してくれ、その中で気に入ったものをさらに詳細にカスタマイズして、オリジナルの曲を作ることも可能です。また、現在のSunoはDiscord上で動作するため、操作が簡単というだけでなく、他のユーザーと交流したり制作物からインスピレーションを得たりできます。

同じ音楽生成AIのStable Audioとの比較では、出力される音楽の特性の違いが明確に現れていました。Sunoはやはりボーカル生成に主眼を置いているようで、特に指定をしなくても勝手にボーカルを生成してくれました。一方Stable Audioは、ボーカルは生成できませんが、プロンプトで詳細な設定をすることができるので、高クオリティのインストゥルメンタルを生成することができ、そこに主眼を置いていると思います。

また、画像生成AIとSuno AIを組み合わあせてAIシンガーのようなジャンルも拡大しており、誰でも気軽に音楽配信ができる時代になってきました。

様々なサービスの特徴を把握し、自分の目的に合わせてうまく使い分ける事で、音楽生成の新しい可能性を開拓することができるでしょう!

最後に

いかがだったでしょうか?

弊社では

・マーケティングやエンジニアリングなどの専門知識を学習させたAI社員の開発
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また、弊社紹介資料もご用意しておりますので、併せてご確認ください。

投稿者

  • Hiromi Sai

    ChatGPTメディア運営 / テクニカルライター リベラルアーツ専攻。大学休学中は、Webマーケティング会社のマネージャーとしてライター、ディレクター100名のマネジメントをする。南米のチリとタイでの長期居住歴を持つ。

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